●品種の特徴
パンダンリーフは、「ニオイタコノキ」という別名もあり、独特な甘い香りを持つハーブです。バニラやココナッツのような香りとされていますが、実際の苗木を匂ってみると、甘い香りがする!...とまではいかない気がします。タイやマレーシア、シンガポールなどアジア・エスニック料理の香りづけによく利用されています。日本でもドライリーフやパンダンリーフパウダーが流通しています。
鮮やかな緑のパンダンリーフは、そのまま観葉植物として楽しむこともできます。アジアではゴキブリや蚊などの虫除け、車の消臭剤などアロマ効果として使われているようです。料理やデザート以外にもいろいろと活用できる万能ハーブ(知る人ぞ知るハーブ)なのです!
高温多湿を好み、暑さには強いのですが、寒さに弱いので(10℃以下では枯れてしまいます)温暖な地域(沖縄)以外の地域では鉢植え栽培をおすすめします。
学名:Pandanus Amaryllifolius パンダナス科 タコノキ属
別名:ニオイタコノキ、バイトーイ、ダウンパンダン、ランペ
最終樹高:地植え:3m 〜 4m 鉢植え:1m 〜 2m (非耐寒性常緑低木)
栽培用途:鉢植え、観葉植物、記念樹